AndroidスマートフォンでFX取引

FXのポジションを持っていると、外出中も為替相場が気になる……そんな時に使いたいのが、「スマートフォンで取引できるFXソフト」です。

FXの取引会社は、Webサイト上で取引できるシステムを用意していて、多くの場合はAndroidスマートフォンでも使うことができます。ただ、AndroidスマートフォンのWebブラウザだとFLASHやJavaが使えないので、チャートなどの「相場情報」が利用できない場合も多いんですよね。
HTML5の実装が進んでいるとはいえ、まだ現在のWebブラウザには「リアルタイムの情報取得」が苦手な面があるので、仕方ない部分ではあるのですけど。

しかし、Android用にモバイル取引ソフトが提供されているFXなら、モバイル取引ソフトを使うことで、この問題を解決することができます。モバイル取引ソフトでは、チャートをはじめとする各種相場情報が提供され、リアルタイムで更新されるのです。

実際に私もAndroidスマートフォンにFXモバイル取引ソフトをインストールして使っていますが、非常に便利です。タッチ用のインターフェースが工夫されていてWebより使いやすいですし、取引だけではなく外出中の相場ニュース/チャート閲覧ツールとしても重宝します。

Androidソフトを提供するGoogle PlayでもいくつかのFX取引会社がモバイル向けの取引ソフトを公開していますので、検索してみると良いでしょう。FX会社を選ぶ際には、モバイル対応の是非が一つの「決め手」になるかもしれません。

ただし、「普段持ち歩くスマートフォン/タブレット端末」に「資金を動かす取引ツール」をインストールするわけですから、セキュリティには要注意ですね。

スライドでスリープから復帰すると、ホーム画面にはFX取引ソフトのアイコン。アイコンをタッチして起動すると、ID/パスワードが自動入力されてすぐに取引画面に……そんな状態は非常に危険です。

重要なシステム/データを持ち歩く端末では、できれば生体認証やジェスチャー認証など「自分でないと使えない」セキュリティ対策を取っておきたいところ。少し面倒ですが、「誰でもすぐに取引画面にたどり着ける」のは便利と同時に危険でもあるのです。